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楽天と三井物産は、アフィリエイト広告サービスを手がける三井物産子会社のリンクシェア・ジャパン（東京都千代田区）と、楽天子会社のトラフィックゲート（東京都港区）を2010年5月1日付で合併させることで合意したと発表した。合併後の存続会社はリンクシェア・ジャパンで、合併後の出資比率は楽天と三井物産が36.25％ずつ、楽天の全額出資子会社の米国LinkShare Corporationが27.5％となる。

リンクシェア・ジャパンは大手EC（電子商取引）系企業への販売実績があり、トラフィックゲートは証券・クレジットカードなど金融系企業に強みを持つ。両社を合併することで、より広範で進化したサービスの提供が可能になると判断した。両社の取り扱うアフィリエイト広告による物販の流通総額は約4000億円（2009年）に上り、国内最大のアフィリエイト広告会社となる。