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太平洋セメントは米国子会社を通じて、骨材やセメント、生コン、アスファルトを製造・販売する現地Martin Marietta Materials, Inc.（MM、ノースカロライナ州）グループからカリフォルニア州のセメント工場などを取得すると発表した。米国セメント事業の収益基盤強化が狙い。取得価額は約520億円。は2015年7〜9月中の取得完了を目指す。

取得するのはセメント工場１つとセメントターミナル2カ所。太平洋セメントは、米国子会社のCalPortland Company（カリフォルニア州）が所有する工場の生産中止により縮小していたセメント生産能力の回復を図るほか、カリフォルニア、アリゾナ、ネバダ州でのセメント需要増に対応可能な供給体制を構築するとしている。