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クミアイ化学工業とイハラケミカル工業は、2017年5月1日に経営統合することで基本合意したと発表した。クミアイ化学を存続会社とし、イハラケミカルを吸収合併する。両社の事業の中核である農薬事業で競争力を強化し、企業価値の最大化を図るのが狙い。直近売上高はクミアイ化学が611億円、イハラケミカルが411億円。合併比率は未確定。イハラケミカルは合併に伴い上場廃止となる見込み。

両社はこれまで共同で新農薬を開発し、イハラケミカルが原体を製造、クミアイ化学が製品化と販売を行うという協力関係にあった。クミアイ化学はイハラケミカルの株式24.82％、イハラケミカルはクミアイ化学の株式1.73％を所有している。統合後の商号や代表者は今後協議の上、決定する。