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三谷産業は、富士通のベトナム子会社でプリント基板の製造などを手がけるFujitsu Computer Products of Vietnam, Inc.（FCV、ドンナイ省。売上高109億円、営業利益1000万円、純資産53億2000万円）の出資持ち分50%を取得し、子会社化することを決めた。取得価額は約16億6000万円。取得は2017年5月末日を予定している。

三谷産業とFCVは2014年に共同で車載向け樹脂成形品を製造会社を設立。自動車メーカーの新興国における事業拡大に伴い、現地調達率向上への取り組み強化の必要性が高まると予想されている。そのため、三谷産業はFCVを取得することで、樹脂成形品の製造からプリント基板ユニットの組み立て・最終検査までの一貫生産体制を強化することにした。