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2022/08/12
大王製紙<3880>、紙製猫砂メーカー大手の大貴を子会社化
大王製紙は、猫の排泄に用いられる紙製猫砂を製造する大貴(東京都港区。売上高27億1000万円、営業利益1億5200万円、純資産40億3000万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。グループ内におけるマテリアルリサイクルモデル確立の一環。大貴は紙製品メーカーで規格外となった紙おむつ、壁紙、パルプ系不織布などのリサイクル原料を活用し、高品質な紙製猫砂を製造している。取得価額は約74億円。取得予定日は2022年10月3日。
大貴は1984年設立で、OEM(相手先ブランド生産)を主体とし、紙製猫砂市場で約4割のシェアを持つ。真岡工場(栃木県真岡市)、四国工場(香川県三豊市)の2工場を置き、全国をカバーしている。
大王製紙は衛生用紙、紙おむつ、生理用品、マスクの製造過程で発生する生産ロスについて、その多くを原料工程まで戻して製品化する一方、再利用が難しい部分はリサイクル原料として外販、もしくは自社ボイラーの燃料として利用することで対応していた。今回、大貴を傘下に収めることで、一連の生産ロスについてグループ内で完結する形でマテリアルリサイクルを実現する。
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