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日医工は14日、国内投資ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ（JWP、東京都千代田区）の傘下企業を引受先とする200億円の第三者割当増資を実施するのに伴い、JWPの子会社として経営再建を進めると発表した。JWPは傘下企業を通じて、日医工株式の88.99％を取得する。第三者割当増資の実施は2023年3月に予定している。日医工は2023年3～4月に東証プライム市場への上場を廃止する。

後発医薬品大手の日医工は主力工場の富山第一工場（富山県滑川市）の品質不正問題で業績が悪化し、今年5月に私的整理の一種である事業再生ADR（裁判外紛争解決手続き）を申請。現在、年内合意に向けて再生計画案の策定を進めている。