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2022/12/21
武田薬品工業<4502>、研究施設「湘南ヘルスイノベーションパーク」の運営事業を産業ファンド投資法人と三菱商事に譲渡
武田薬品工業は、神奈川県藤沢市にある製薬関連の研究施設「湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)」の運営事業を、産業ファンド投資法人と三菱商事に譲渡することを決めた。湘南アイパークを巡っては2020年に土地・施設が信託設定され、産業ファンド投資法人が信託受益権を取得したが、運営は引き続き武田が担っていた。武田は湘南アイパークをより中立的なオープンイノベーションの場とするため、運営権を手放す。譲渡価額は5億1400万円。譲渡予定日は2023年4月1日。
武田は湘南アイパークの運営事業を会社分割して設立した新会社「iPi設立準備」(神奈川県藤沢市)の株式のうち、41%を産業ファンド投資法人、19.5%を三菱商事にそれぞれ譲渡する。武田は36.5%を継続所有し、残る3%はiPi設立準備社長の藤本利夫氏が取得する。
湘南アイパークは2011年に武田の湘南研究所として開設。2018年に外部に開放する形で日本初の製薬関連のサイエンスパークに衣替えし、湘南ヘルスイノベーションパークに改称した。当初20社だった入居企業・団体は150を超え、製薬企業のほか、次世代医療、AI(人工知能)、ベンチャーキャピタルなどの企業、大学、自治体が集結している。
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