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イエローハットは、スポーツサイクル（自転車）チェーン店「ワイズロード」を全国に32店舗運営するワイ・インターナショナル（東京都豊島区）の全株式を取得し、子会社化することを決めた。イエローハットはカー用品、バイク用品の販売を主力とするが、顧客のライフスタイルが多様化する中、スポーツサイクルの取り扱いを本格化する。取得価額は非公表。取得予定日は2025年1月31日。

ワイ・インターナショナルは実店舗のほか、オンライン販売を手がけ、ビギナー層からプロフェッショナル層まで幅広い顧客基盤を築いている。子会社に自転車通信販売のcyma（サイマ、東京都豊島区）を持つ。

ワイ・インターナショナルの創業は1898（明治31）年にさかのぼり、輸入自転車の販売を始めた。1953年に吉田自転車店を設立。1995年に合併でワイ・インターナショナルが発足し、2021年に投資ファンドの大和PIパートナーズ（東京都千代田区）の傘下に入った。