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2025/01/08
住友ゴム工業<5110>、米グッドイヤーから欧米・オセアニアでの「ダンロップ」ブランドを取得
住友ゴム工業は現在、日本やアジアで「ダンロップ」ブランドの自動車用タイヤを販売しているが、今回の欧州・北米・オセアニア地域での自動車用タイヤの商標権取得で世界的に知名度の高い「ダンロップ」ブランドのグローバル展開が可能になる。すでに保有しているテニス、ゴルフなどのスポーツ事業における「ダンロップ」ブランドとの連携を推し進め、全社的なブランド戦略を強化する。
取得価額は約830億円(5億2600万ドル)。2025年5月に取得完了を見込む。
住友ゴム工業は英国ダンロップの日本法人として1909年に設立。1963年に日本側の出資比率が50%を超えたのに伴い、住友ゴム工業に社名を改め、今日に至る。1980年代、経営不振に陥ったダンロップの欧米事業を買収し、タイヤ事業の世界展開に乗り出した。1999年には米タイヤ大手のグッドイヤー(オハイオ州)と業務提携したが、2015年の提携解消に伴い、北米や欧州の「ダンロップ」ブランドの販売などをグッドイヤーに譲渡した経緯があり、今回、10年ぶりに買い戻す格好となる。
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