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2025/01/15

タカラバイオ<4974>、遺伝子解析用試薬メーカーの米国Curio Bioscienceを買収

バイオ研究試薬製造のタカラバイオは、近年では遺伝子配列を高速で解析する次世代シーケンシング関連の試薬開発に注力している。市場トレンドが空間解析にシフトする中、米国Curio Bioscience, Inc.(カリフォルニア州)の最新技術を取り込み、高品質製品の開発や競合製品との差別化、空間解析受託サービスの拡充につなげる。Curio Bioscienceは売上高6億5300万円、営業利益△9億500万円、純資産△12億円(2023年12月期)。

買収金額は63億5800万円(4050万ドル)。開発品の進捗に応じて最大235億5000万円(1億5000万ドル)の追加支払いが発生する。取得日は2025年1月15日。

米国子会社を通じて、Curio Bioscienceの全株式を取得する。Curio Bioscienceは2021年設立のバイオベンチャーで、塩基配列解析法に関する独自技術を持つ。

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