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住友ファーマは、中国・東南アジアでの医薬品販売事業を譲渡し、北米事業に経営資源を集中する。財務基盤の強化が狙い。譲渡するのは、中国・住友制葯投資（中国）有限公司（上海市）とシンガポールSumitomo Pharma Asia Pacific Pte. Ltd.の2社とその子会社で、売上高408億円、コアセグメント利益184億円（2024年3月期）。譲渡先は丸紅傘下の丸紅グローバルファーマ（東京都千代田区）。

譲渡価額は約450億円。譲渡予定日は2025年7～9月。住友ファーマは2025年4月設立予定の新設会社（東京都中央区）に事業を移管し、同社株式の60％を譲渡する。残り40％の株式についても、2029年4月以降に約270億円で譲渡予定。新会社は丸紅のグローバルネットワークを活用し、アジア事業の拡大を目指す。