M&A NEWS

2025/04/03

ENEOSホールディングス<5020>、子会社の海運事業の一部を日本郵船<9101>に譲渡

ENEOSホールディングスは子会社のENEOSオーシャン(横浜市)が海運事業を手がけているが、船価の高騰や環境規制への対応などの課題があり、今後はよりグローバルな成長戦略を描くことができる日本郵船グループに事業を譲渡することが最適と判断した。譲渡対象は原油タンカーを除くLPG(液化石油ガス)船、ケミカルタンカー、貨物船などによる海運事業。

譲渡価額は約760億円。譲渡日は2025年4月1日。子会社のNYK Energy Ocean(横浜市)に事業を移管した上で、同社を日本郵船に譲渡する。ENEOSはNYK Energy Oceanの株式20%を保有し、引き続き事業に関与する。NYK Energy OceanはLPG、ケミカル、石油製品、鉱石、石炭、木材等の海上輸送を手がけている。

関連情報

M&A案件情報「SMART」SMART

譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。