M&A NEWS

2025/04/04

三井物産<8031>、液体化学品タンクターミナルのベルギーITC Rubis Terminal Antwerpを子会社化

三井物産は2008年にフランス企業との折半出資により、液体化学品の貯蔵・荷役・物流事業会社ITC Rubis Terminal Antwerp NV(アントワープ)を設立したが、今回完全子会社化してタンクターミナルの拡張を進め、収益の倍増を目指す。ITC Rubisは欧州を代表する化学品物流拠点であるベルギー・アントワープの有利な立地を活かして事業を拡大しており、現在は30万立方メートル規模の貯蔵能力を持つ。直近業績は売上高80億円、純資産218億円(2024年12月期)。

取得価額は約219億円(約1億3500万ユーロ)。取得予定は2026年3月期中。ITC Rubisの株式50%を追加取得し、持ち株比率を100%に高める。

関連情報

M&A案件情報「SMART」SMART

譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。