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ホームセンター事業のDCMホールディングスは、同業のエンチョーを子会社化し、出店エリアの拡大を進めるほか、スケールメリットを生かした仕入れ改善やコスト低減などの相乗効果を見込む。エンチョーは静岡県を中心にグループ全体で3県57店舗を運営。販売競争の激化、物流費や人件費など店舗運営コストの上昇で成長が鈍化するなか、DCMに対して経営統合を打診していた。

DCMは株式交換によりエンチョーの全株式を取得する。株式交換実施予定日は2025年9月1日。これに伴い、エンチョーの東証スタンダード市場での上場は8月28日付で廃止となる。

株式交換比率はDCM1：エンチョー0.85で、エンチョーの株式1株に対して、DCMの0.85株を割り当てる。