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サノヤスホールディングスはヤマガタ共同（山形県村山市）を傘下に収め、電気盤事業の強化を図る。ヤマガタ共同は1986年設立の制御盤・操作盤メーカーで、産業用機械などの板金加工、組立配線、検査までを一貫して手がけているのが強み。同社は売上高2億9800万円、営業利益1000万円、純資産2億2300万円（2024年8月期）。サノヤスは営業面での相乗効果や技術・生産面での補完も期待している。

取得価額は非公表。取得予定日は2025年7月1日。

サノヤスは現行の中期経営計画（2024年4月～2027年3月）で既存事業領域か否かにかかわらず、ニッチな業界のトップ企業や相乗効果が見込める企業をグループ化して相互成長を図ることを成長戦略の柱に掲げている。