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不動産投資のザイマックスグループ（東京都港区）は、ザイマックス・リート投資法人の資産運用会社の株式51％を名古屋鉄道傘下の名鉄都市開発（名古屋市）に譲渡し、REIT（上場不動産投資信託）事業を共同運営に変更する。名鉄グループでは2026年度までの中期経営計画で、不動産回転型ビジネスへの本格的な参入を目指しており、ザイマックスと連携し、中部圏を中心とした再開発を進める。

ザイマックス・リート投資法人はオフィスや商業施設、ホテルを主な投資先とし、資産規模は18物件438億円（2025年7月時点）。名鉄都市開発が共同スポンサーとなることで、資産規模の拡大とポートフォリオの質の向上を見込んでいる。

ザイマックス・リート投資法人の資産運用会社のザイマックス不動産投資顧問（東京都港区）は、資産運用業務をグループ内のザイマックスアセットマネジメント（東京都港区）に会社分割し、その後、同社の株式51％を譲渡する。ザイマックスグループは引き続き49％を出資する。

譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2025年10月1日。ザイマックスアセットマネジメントは「名鉄・ザイマックスアセットマネジメント」への社名変更を予定している。