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大日本印刷は、連結子会社の文教堂グループホールディングスを、雑誌・書籍の取次販売事業の日本出版販売（東京都千代田区）に譲渡することを決めた。グループ保有分を含めて51.86％の持ち株比率を23.74％に引き下げる。文教堂グループHDは持ち分法適用会社となる。出版流通市場の協業関係の推進と市場活性化の観点から、日本出版販売へ譲渡することにした。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2016年10月31日。

現在、大日本印刷がグループで保有する文教堂グループHD株式は、大日本印刷が23.73％、丸善ジュンク堂書店（東京都中央区）が16.08％、その他が0.01％となっている。今回、大日本印刷は持ち株比率を23.73％に下げ、丸善ジュンク堂書店は保有株式全てを譲渡する。

大日本印刷グループは書店販売とネット通販、電子書籍販売サービスを連携させた「honto事業」を展開するが、今後も同事業について文教堂と協業し新たな商品・サービスの開発に取り組む予定。