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2017/09/29
協和発酵キリン<4151>、診断薬開発・製造の協和メデックスを日立化成<4217>に譲渡
協和発酵キリンは、全額出資子会社で体外診断用医薬品や自動分析装置の開発・製造・販売を手がける協和メデックス(東京都中央区。売上高120億円、営業利益7億5100万円、純資産80億4000万円)の株式66.6%を日立化成に譲渡すると発表した。譲渡価額は未確定。譲渡予定日は2018年1月4日。残り33.4%についても、譲渡から3年後をめどに日立化成に売却する。
協和メデックスは1981年設立。酵素と抗体をコアテクノロジーとして生化学、免疫、遺伝子などの各検査薬、コンパニオン診断薬で強固な事業基盤を確立し、協和発酵キリングループの診断薬事業を担ってきた。しかし、診療報酬の引き下げや大手企業の進出により事業環境が厳しさを増す中、同事業でグローバル展開に強みを持つ日立化成に運営を任せることが最善と判断した。協和発酵グループは、医薬・バイオ事業に資源を集中させる。株式譲渡後、日立化成は自社の診断薬事業を協和メデックスに譲渡・統合する。
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