M&Aニュース
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2019/08/06
高松コンストラクショングループ、青木あすなろ建設をTOBで完全子会社化
高松コンストラクショングループ<1762>は2019年8月6日、79.08%を保有する子会社の青木あすなろ建設<1865>の全株式をTOB(株式公開買い付け)で追加取得すると決めた。TOBにより青木あすなろ建設は上場廃止となる見通し。青木あすなろ建設は賛同の意見を表明し、株主には同TOBへの応募を推奨している。
すでに両社は協働しているが、青木あすなろ建設が上場会社として独立した事業運営に取り組んでいることから、内部情報を共有することができないなどグループ一体営業活動に制約が生じている。TOBで完全子会社化することにより、企業間の協力による事業の推進を一層進めていく。
さらに、資材購入の共同化によるコストダウン、建築ノウハウの共有化・共同研究による技術力の強化、重複事業領域である伝統文化財事業・リフォーム・内装関連事業の連携加速による生産性向上と利益率向上が可能になるという。バックオフィスの集約や、会計・原価管理システムをはじめとする情報システムの共有による効率化、人事制度の統一に伴う人材交流の推進なども期待している。
買付価格は1株1210円で、TOB公表前日の終値円に対して53.94%のプレミアムを加えた。買付金額は138億円。買付期間は2019年8月7日~9月19日。
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