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カーチスホールディングス＜7602＞は、親会社のレダグループホールディングス（東京都千代田区）からTOB（株式公開買い付け）の申し入れを受けたと発表した。買付価格は１株当たり198円で、公表前営業日での終値214円に対して7.48％のディスカウントとなる。

買付予定数は311万1500株で、合同会社TCTS09（東京都千代田区）の所有する株式516万1500株（所有割合24.92％）のうち311万1500株（同15.02％）の取得を目的とするため、上下限ともに同数。

TCTS09がカーチス株の売却を打診し、筆頭株主のレダが受け入れた。TOBが成立すればレダのカーチス株の所有割合は現在の43.24％から58.26％に上がる。TOB成立後もカーチスの東証スタンダード上場は維持する見通し。

買付代金は約6億1600万円。買付は5月31日までに開始する。カーチスは賛同の意見を表明する一方、ディスカウントTOBで上場も維持されることから、株主が応募するか否かについては中立の立場をとった。カーチスの加畑雅之会長は、レダの会長兼社長を兼務している。