M&Aニュース
M&A NEWS
2023/11/13
味の素<2802>、遺伝子治療薬開発製造受託の米国フォージ・バイオロジックスを子会社化
味の素は、米国統括会社を通じて、遺伝子治療薬の開発製造受託(CDMO)を手がける同国フォージ・バイオロジックス・ホールディングス(オハイオ州。売上高45億4000万円、営業利益△64億3000万円、純資産248億円)の全持ち分を取得し、子会社化することを決めた。次世代の戦略事業と位置付ける遺伝子治療薬に本格的に参入し、ヘルスケア領域の成長加速につなげる。取得価額は約838億円。取得完了は2023年12月下旬を見込む。
フォージ・バイオロジックスは2020年設立。遺伝子治療薬製造の工程で要所とされるアデノ随伴ウイルス(AAVベクター)とプラスミドDNAに関し、世界トップクラスの生産能力を持つ。フォージ・バイオロジックスの遺伝子治療薬の製造ノウハウに、味の素が食品や飼料、産業用などのアミノ酸製造で培ってきた独自技術を融合し、将来的に細胞治療領域への展開も見据えている。
関連情報
M&A案件情報「SMART」SMART
譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。
ご成約インタビューINTERVIEW
-
INTERVIEW No.132
老舗あんこ店が見据える未来とはー?
岩村製餡工場が「食生活♥♥ロピア」を運営するOICグループ入りを決断した理由- #後継者不在
- #成長戦略
- #地方創生
- #老舗
- #外食・食品関係
-
INTERVIEW No.131
病院存続のため第三者承継を決断
後継となる院長・副院長の招聘にも成功し、
経営体制も診療体制も充実- #後継者不在
- #地方創生
- #老舗
- #アフターM&A
- #介護・医療