M&A NEWS

2026/06/19

サツドラホールディングス<3544>、丸の内キャピタルと連携してMBOで株式を非公開化

北海道を地盤にドラッグストアを展開するサツドラホールディングスは、MBO(経営陣による買収)で株式を非公開化する。三菱商事傘下の投資ファンドである丸の内キャピタル(東京都千代田区)がサツドラ社長CEO(最高経営責任者)の富山浩樹氏と連携し、MBOの一環としてTOB(株式公開買い付け)を実施する。

国内のドラッグストア市場がM&Aの活発化で上位10社のシェアが急拡大し、寡占化が進むなど再編局面にある中、地盤とする北海道での競争力強化や事業構造改革を推し進めるには短期的な株式市場の評価にとらわれない体制が必要と判断した。

買付主体は丸の内キャピタルが買収目的会社として設立したテラ(東京都千代田区)。サツドラ株の買付価格は1株につき1220円で、TOB公表前日(6月18日)の終値837円に45.76%のプレミアムを加えた。買付予定数は880万5475株。下限は所有割合30.23%にあたる416万5800株。買付代金は最大約107億円。

買付期間は2026年6月22日~8月3日の30営業日。決済の開始日は8月10日。公開買付代理人は大和証券。

サツドラ筆頭株主で富山氏が代表を務める親族の資産管理会社「トミーコーポレーション」は所有する36.1%の株式をTOBに応募しない。TOB成立後の株式交換などの手続きを経て、トミーコーポレーションはサツドラを傘下に置く持ち株会社の株式を議決権ベースで33.4%取得する。

サツドラはTOBに賛同し、株主に応募を推奨することを決めた。TOBが成立すれば、同社の東証スタンダード市場と札幌証券取引所への上場は廃止となる。

サツドラは1972年に札幌市で医薬品販売を目的にサッポロドラッグストアーとして創業。2016年、持ち株会社制移行に伴い、現社名に変更した。2026年5月末時点で道内を中心に196店舗を展開する。

2003年に株式を店頭登録、2004年にジャスダック市場に上場(2010年に札証に重複上場)。その後、東証2部を経て2014年に東証1部に上場した。2022年4月に東証プライム市場に移行し、翌年10月に東証スタンダード市場に市場変更した。

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