M&A NEWS

2008/08/21

シチズンホールディングス<7762>、ミヤノ<6162>をTOBで子会社化

シチズンホールディングスは、ミヤノをTOB(株式公開買い付け)により連結子会社化することを決議した。現在同社の株式30.45%を保有するが、議決権ベースで66.0%の取得を目指す。ミヤノはTOBに賛同の意見を表明しており、TOB成立後も上場を維持する。

ミヤノは、主軸台固定型NC(Numerical Control=数値制御)自動旋盤メーカーとしては第一人者。シチズンHDの子会社で主軸台移動型NC自動旋盤を製造するシチズンマシナリーは2009年1月、同社と資本提携を結び持ち分法適用会社としている。シチズンHDは連携を強化し、NC自動旋盤事業の拡大を目指す。

買付価格は1株あたり300円で、公表前営業日の対象株式の終値183円に63.9%のプレミアムを加えた。買付予定数は2028万3000株で、買付代金は60億8000万円。買付期間は8月25日から10月15日までを予定している。決済の開始日は10月22日。

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