M&A NEWS

2014/12/11

そーせいグループ<4565>、東京農工大発創薬ベンチャーのJITSUBOを子会社化



そーせいグループは、東京農工大発の創薬ベンチャーのJITSUBO(東京都小金井市。売上高2400万円、営業利益△4000万円、純資産△5800万円)の株式52.4%を取得し子会社化することを決めた。ペプチド関連の革新的な技術を持つJITSUBOを傘下に取り込み、ペプチド医薬品領域に参入する足がかりとするのが狙い。取得価額は4億3100万円。取得予定日は2014年12月26日。

ペプチドはタンパク質に比べて分子量がはるかに小さく、次世代の医薬品として注目を集めている。JITSUBOはペプチド医薬品の効率的な合成技術や新機能ペプチドの研究を進めており、後発医薬品の製品開発や新薬候補の創出を目指している。

そーせいグループは第三者割当増資と普通株式の取得によりJITSUBOを子会社化する。第三者割当増資で引き受ける株式は、投資契約により1株につき3個の議決権が付与されるため、議決権の所有割合は68.7%となる。

関連情報

M&A案件情報「SMART」SMART

譲渡希望の案件情報をインターネット上に掲載し、相手企業を探索するサービスです。ストライクの持つ独自のネットワークで多くの案件を取り揃えています。