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2022/06/29
ディー・エヌ・エー<2432>、データホライゾン<3628>をTOBなどで子会社化
ディー・エヌ・エー(DeNA)は29日、データホライゾンにTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。TOB成立後に予定している第三者割当増資引き受けによる取得分と合わせて50.97%(増資後の所有割合)の株式を取得し、子会社化する。取得価額は総額103億2600万円。データホライゾンの東証グロース市場への上場は維持される。同社はTOBに賛同している。
ICT(情報通信技術)を活用した健康増進支援サービスの運営やヘルスケアデータの利活用に関するサービス市場の拡大を見据え、両社の事業連携を推し進めるためには、子会社化による関係強化が必要と判断した。
買付価格は1株につき2200円で、TOB公表前日の終値1686円に30.49%のプレミアムを加えた。買付予定数の上限と下限は24.56%(増資後の所有割合)にあたる314万8600株。買付代金は69億2692万円。買付期間は6月30日~7月28日。決済の開始日は8月4日。公開買付代理人は大和証券。
一方、第三者割当増資引き受けを通じては15.73%(同)を取得することになっている。引受価格は1株につき1686円で、総額33億9900万円。
DeNAは現在、データホライゾン株の10.69%(同)を保有している。これにTOB分と第三者割当増資引き受け分を加え、合計50.97%の株式を取得する計画。
データホライゾンは1982年に設立。病院や保険薬局向けの情報システム開発を中心に業容を拡大してきた。2008年に東証マザーズ市場に上場した(2022年東証グロース市場に移行)。
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