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2022/07/15
スーパーバリュー<3094>、神奈川県を中心にスーパー展開のロピア・ホールディングスの傘下に
スーパーバリューは15日、神奈川県を中心にスーパーマーケット事業を展開するロピア・ホールディングス(川崎市)に対し第三者割当増資を行い、ロピアの傘下に入ると発表した。ロピアはスーパーバリュー株の33%余りを持つ第2位株主で、増資引き受けに伴い所有割合が51.62%に高まる。引受額は約22億9800万円で、払込期日は8月31日。スーパーバリューは東証スタンダード市場への上場は維持する。
スーパーバリューはスーパー24店舗、スーパーとホームセンターの複合店舗10店舗の合計34店舗を埼玉県、東京都、千葉県で運営する。2022年2月期業績は売上高が前年同期比9.6%減の720億8400万円、営業赤字8億300万円(前期は13億600万円の黒字)。2023年2月期も同様の厳しい業績が予想され、財務状況が悪化している。こうした中、大規模な資本注入を受け、財務基盤を安定させるとともに、中長期的な発展に向けた体制づくりが必要と判断した。
スーパーバリュー株の割当価格は1株952円。直前1カ月の終値の平均1098円に対して13.28%低い。
ロピアはスーパー65店舗を運営し、グループ全体の2022年2月期の売上高は2469億円。ロピアが神奈川県を地盤とするのに対し、スーパーバリューは埼玉県、東京都の店舗数でロピアを上回り、店舗のエリア補完が期待できるほか、ホームセンター部門を持たないロピア店舗への商品供給なども進める。
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