M&Aニュース
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2022/11/11
ふくおかフィナンシャルグループ<8354>と福岡中央銀行<8540>、2023年10月に経営統合へ
ふくおかフィナンシャルグループ(FG)と福岡中央銀行は11日、2023年10月1日に経営統合することで基本合意したと発表した。ふくおかFGを完全親会社、福岡中央銀行を完全子会社とする株式交換を行う。低金利の常態化や異業種参入による競争激化、金融業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化など厳しい環境が続く中で経営基盤を強化する。ふくおかFGは傘下に福岡銀行(福岡市)、熊本銀行(熊本市)、十八親和銀行(長崎市)を持ち、福岡中央銀が4行目となる。
両社は2023年3月をめどに最終契約を交わす予定で、今後、統合準備委員会を設置し協議を進める。ふくおかFG傘下行の福岡銀は福岡中央銀の筆頭株主で、現在14%余りを出資している。福岡中央銀の荒木英二現頭取はふくおかFGの出身。統合によってグループに同じ福岡県を地盤とする2行が併存する形となるが、両行の合併は予定していないという。
ふくおかFGは九州を広域にカバーする有力地銀グループで、総資産は29兆円。一方、福岡中央銀は旧相互銀行を前身とし、総資産は5700億円。
福岡中央銀は本部機能の集約や重複した銀行事務の共同化、共通業務の委託などを進め、中小企業専門金融機関として質の高いサービスの提供や顧客開拓に取り組む。
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